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不良番長 手八丁口八丁

  • posted at:2019-10-24
  • written by:砂月(すなつき)
ふりょうばんちょうてはっちょうくちはっちょう
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1971年
公開日:1971年9月18日
監督:内藤誠
企画:吉田達
脚本:松本功 山本英明
撮影:山沢義一
録音:広上益弘
照明:大野忠三郎
美術:北川弘
編集:田中修
助監督:三堀篤
擬斗:日尾孝司
スチール:藤井善男
進行主任:坂本年文
装置:根上徳一
装飾:神谷好孝
記録:勝原繁子
美粧:井上守
美容:宮島孝子
衣裳:長谷稔
演技事務:石原啓二
現像:東映化学
音楽:八木正生
主題歌:「番長シャロック」梅宮辰夫
挿入歌:「恋する者たちよ」ピーター
出演:梅宮辰夫 ピーター 大原麗子 フラワー・メグ 由利徹
アメリカンビスタ カラー 87分

バイクの窃盗がバレて刑務所送りになったカポネ団。2年半後に出所した神坂弘、ジャブ、アパッチは腐れ縁のヨーコと組んで夜の公園での覗きを商売にしたのだが、その時に無銭覗きをしたサッポロがひょんなことから仲間に加わった。カポネ団の根城は電気なし、水道なし、ガスなしの賃貸だったが、そこはマンションの建設予定地だった。彼らの狙いは立退料の他に契約料の一部を大家からせしめることだったが、意図的に大家が家賃を受け取らなかったことで立ち退きを強いられたのだった。バックに天敵の暴力団・挺心会がいることを知った神坂は負けを認め、新たな商売で出直すことに決めた。体位コンサルタントの権威・色川マヤを落とし研究所を乗っ取った神坂は、日本ドッキング衛生研究所と名を変えて再出発しようとしたのだが、逃げてきた私立探偵の明智大五郎のとばっちりでまた挺心会に見つかってしまった。管理人の通報でやってきた警官のおかげで挺心会は逃げて行ったが、いかがわしい商売をしていることがばれてしまい、困った神坂は責任を全てマヤに押しつけて突き出したのだった。

ある日、挺心会の別組織である中西興業の中西愛之助社長は神坂を事務所に呼び出した。群馬県国定神社のなまぐさ神主を社会的に葬って欲しいというのだ。報酬は100万円。女を抱かせて写真や録音テープなど証拠の品を揃えよと言われ、立場の弱い神坂は渋々引き受けることになった。理由を知らされていないカポネ団は国定忠治を題材とした映画の撮影隊と称して神主の長岡に近づき、彼の特技である浪曲を活かして特別出演して欲しいと言って機嫌を取った。撮影が一旦休憩に入ると、長岡は演技指導をしたいとヨーコを口説き押し倒した。するとジャブとアパッチは待ってましたとばかりに撮影を始めたが、それを妨害したのはこの土地のヤクザ・桂一家の女親分・スミだった。翌年は忠治生誕160年に当たり大祭を盛大に開くために日の丸金融から300万円を借りて本殿の修復を行った。その金融会社の本体が挺心会であり神社の乗っ取りが彼らの本来の目的だった。挺心会の一味だと勘違いされ、この一件から手を引くように言われた神坂だったが、代貸の北原が彼のネリカン仲間だったことで一転して拘ることになった。

数日後、神坂を訪ねてきた立花夏子はある依頼をした。彼女の父は東日本開発公団の秘書課長をしていたが、昨年の暮れに警察の取り調べを受けた後すぐに死んだ。飲酒運転で晴海埠頭から落ちたと報告を受けたものの若い頃から酒が一滴も飲めないことを知っていた。誰かに殺されたに違いないと考える夏子だったが、証拠は何一つないため神坂に助けを求めにきたのだった。彼女に弱みを握られている神坂は従わざるを得なかった。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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