毎日放送=東映
配給:東映
製作年:1972年
公開日:1972年7月16日 併映「魔犬ライナー0011変身せよ!」「超人バロム・1」「仮面ライダー対じごく天使」「魔法使いチャッピー」「国松さまのお通りだい」
監督:内田一作
企画:平山亨 井上雅央
原作:石森章太郎
脚本:伊上勝
撮影:川崎竜治
照明:太田耕治
美術:三上陸男 阿部三郎
仕上制作:映広音響
録音:太田克己
編集:池原文雄
効果:協立効果
記録:紀志一子
助監督:平山公夫
技斗:高橋一俊
進行主任:伊東暉雄
衣裳:東京衣裳
かつら:太陽かつら
乗馬:第一ジュラク号 久本昇
スタントマン:三隅修
現像:東映化学
制作担当:中尾守
音楽:菊池俊輔
主題歌:「嵐よ叫べ」水木一郎
・・・:「われらは忍者」水木一郎
出演:南城竜也 牧冬吉 林寛子 松葉寛祐 曽根晴美
アメリカンビスタ カラー 24分
平穏な徳川の世の市井に恐怖を与える血車党。化身忍者を操る頭領の血車魔人斎は日本を再び戦乱の世に戻し天下を掌握しようと企んでいた。上忍の骸骨丸は血車忍法にて地中に埋められた死体を蘇らせ、魔人斎は死後一日目の物から目と心臓を、死後二日目の物から腕と腸を、死後三日目の物から骨と皮膚を使って化身忍者を造り上げた。骸骨丸が血が滴る肉を好み夜の世界を支配するふくろうの魂をそれに乗り移らせることで死人ふくろうは誕生した。その日の夜、長屋に忍び込んだ死人ふくろうは村の衆に毒を注射した。その影響は翌日現れ、男たちは水を求めて苦しみながら川に駆け寄った。
特殊な力を持つハヤテは、江戸幕府の命により血車党の動向を探る伊賀忍者・名張のタツマキと行動をともにしていた。タツマキにはカスミとツムジという二人の子供がいるが、忍者としては半人前だった。ツムジが川の畔で息を止める修行をしているとハヤテは誰かがくる気配を感じた。タツマキは地面の振動でそれを確信すると皆に散れと命じた。様子を見て水をがぶ飲みする男たちに近づくとその顔は酷く爛れていた。それが血車党の仕業だと考えたハヤテは一刻も早く村へ連れて行くことに決めた。だが追手がくることを想定し、村の衆をタツマキたちに任せると彼は待ち伏せをして食い止めること選択をした。ハヤテの前に現れた骸骨丸は分身の術で撹乱し、黒い煙幕で太陽光を遮る忍法闇夜呼びで昼間を夜に変えた。そこに現れた死人ふくろうは眼力で命を奪おうとしたが、ハヤテは火炎手裏剣で仕掛けを破壊し危機を脱出した。すると彼は掛け声とともに嵐に変身した。
忍者集団・血車党の一家に生まれたハヤテだったが、魔人斎の実態を知り父・谷の鬼十と党を抜け出した。そして打倒魔人斎を誓う彼は父に志願し化身忍者になる道を選んだのだった。鬼十が編み出した秘伝忍法変身術により鷹の化身忍者・嵐に生まれ変わったのだ。
屋台的映画館
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