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愛のお荷物

  • posted at:2021-12-30
  • written by:砂月(すなつき)
あいのおにもつ
日活
配給:日活
製作年:1955年
公開日:1955年3月18日
監督:川島雄三
製作:山本武
脚本:柳沢類寿 川島雄三
撮影:峰重義
照明:森年男
録音:福島信雅
音楽:黛敏郎
美術:中村公彦
編集:中村正
助監督:今村昌平
製作主任:林本博佳
漫画:清水崑
出演:山村聰 三橋達也 山田五十鈴 北原三枝 轟夕起子
スタンダード モノクロ 110分

およそ8912万5千人の男女が狭苦しい国土にひしめき合い、人口はまだまだ増える一方ではないかと推察される日本。時の政府はこの問題に対処すべく優生保護法の改正案の一つとして受胎調節相談所設置法案なるものの提出を準備し、人口の抑制を行おうとした。それは社会的に弊害の少ない方法で受胎調節の知識と技術をこれから結婚生活を行う若い夫婦にもれなく有効適切に教え込むというものだった。担当の新木錠三郎厚生大臣が野党議員と激しい議論を交わしていた頃、48歳になる彼の妻・蘭子は産婦人科の診察室にいた。院長の山ノ内から懐妊を告げられ何かの間違いではないかと静かに詰め寄った。何故なら一番下の子の誕生から20年も経っていたからだ。だが山ノ内は自信をもって間違いと言った。それと同じ頃、長男の錠太郎は錠三郎の秘書の五代冴子から妊娠していることを告げられた。冴子は結婚を前提につき合っていたが、錠太郎がいつまで経ってもそのことを両親に言わないため、決心させるように仕組んだのだ。彼を連れて大臣室に戻った冴子はわざと鉢合わせするように仕向けたが、錠三郎は優秀な秘書を失い業務に支障をきたすことを恐れて考え込んだ。そして蘭子がそのことをまだ知らないことがわかると、次女のさくらの結婚式が終わるまで内緒にしておくことにした。

自宅に戻った蘭子は訪ねてきた長女の和子に思い切って妊娠のことを話した。すると和子はとても喜び、産んだら私にくださいと言った。彼女は荒牧章吾と結婚して6年になるが未だに子供が出来ずいつも些細なことでケンカばかりしていた。赤ちゃんがくれば家庭が円満になるのではないかと考えた和子だったが、ある重大なことを思い出した。出産月となる翌年の4月にはさくらの結婚式が控えているのだ。この件が世間に知れることになれば産児制限を力説する錠三郎に迷惑が掛かることを考えた蘭子は貧血を起こして倒れた。

母が妊娠したことを和子から聞いたさくらは即座に錠太郎に伝えた。そのことをまだ父に話していないことを知った錠太郎は厚生大臣としてどうするのか楽しみだと面白がった。生まれてくる身内の赤ん坊が二人もいるからだ。

屋台的映画館
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プロフィール

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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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