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赤胴鈴之助 どくろ団退治

  • posted at:2023-06-20
  • written by:砂月(すなつき)
あかどうすずのすけどくろだんたいじ
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1958年
公開日:1958年12月21日 併映「化け猫御用だ」「水戸黄門漫遊記」
監督:弘津三男
製作:三浦信夫
企画:八尋大和
原作:武内つなよし
脚本:岡本繁男 吉田哲郎
撮影:竹村康和
録音:奥村雅弘
照明:島崎一二
美術:神田孝一郎
編集:伊藤嘉英
音楽:渡辺浦人
製作主任:田辺満
装置:本島陽三
装飾:後藤栄三郎
背景:滝野好男
美粧:小林昌典
結髪:中井つる
衣裳:万木利昭
擬斗:宮内昌平
普通写真:杉山卯三郎
助監督:古川俊男
撮影助手:野本一雄
録音助手:武田十九男
照明助手:美間博
移動効果:宇野薫
音響効果:倉島暢
記録:田巻町子
演技事務:中村元次郎
進行:今村喬
出演:桃山太郎 浅野寿々子 林成年 黒川弥太郎 美川純子
シネマスコープ モノクロ 60分

黒雲谷の雷人を退治した赤胴鈴之助は祖父の仇である火京物太夫と岳林坊を追って下野国の山中に差し掛かった。鈴之助はその先で休息する二人を見つけ追い掛けるが、彼の前に立ち塞がったのは風太郎という野獣のような男だった。物太夫から悪い男に追われているという嘘を真に受けた風太郎は鈴之助に襲い掛かるが、傍で見ていた師匠の乾卜心斎は鈴之助の立ち振る舞いを見て止めよと命じた。そして物太夫たちが本当の仇であることを知ると近道へ連れて行った。風太郎が一人で稽古を続けていると青江玄蕃と嶋十郎太という二人の武士が現れた。彼らは真の武芸者を探していると言い、その腕前なら立身出世は間違いないから江戸へこぬかと誘った。立派な屋敷に住んで美しい着物を着てうまい物が食べ放題な生活が出来ると聞き心が動くが、卜心斎が同行しなければ嫌だと言った。そこで玄蕃は卜心斎が今から十年前に仲間と組んでお前の父加賀美源左衛門を殺した憎い仇だと吹き込み、その証拠だという血染めの陣羽織を見せて恨みを抱く我々に力を貸して欲しいと願い出た。すると風太郎は逆上し卜心斎を追い掛けて行った。その頃、鈴之助は真っ直ぐ下りて行けば必ず麓で物太夫たちに追いつくという近道を教えてもらっていた。卜心斎が鈴之助を見送っているとそこに風太郎が現れよくも今日まで騙したなと暴力を振るった。弁当を届けにきた卜心斎の娘の美雪が止めようとするが風太郎は聞く耳を持たず崖から突き落とした。女の叫び声を聞いた鈴之助が沢へ向かうと美雪が卜心斎を介抱していた。鈴之助の姿を見た卜心斎は何者かにたぶらかされた風太郎を止めなければ恐ろしいことが起きると言い一刻も早く捜し出して欲しいと願い出たのだった。

江戸の町には夜な夜などくろ団が出没するようになった。彼らは天下万民のために徳川幕府を倒し世直しを計るための軍資金の徴収と称した押込み強盗を働いていたのだ。豪商ばかり襲うその集団の首領は玄蕃であり、千両箱を奪うと風太郎が捕方と大暴れしている間に逃げるのだ。事態を重く見た町奉行の池田播磨守の依頼で千葉周作の弟子の竜巻雷之進が警護を行うことになった。播磨守が仕掛けた大捕物により風太郎は逃げ出すが、追い掛けた雷之進が見失った場所は南丈二刀流青葉天心道場の前だった。

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