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青蛇風呂

  • posted at:2020-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
あおへびぶろ
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1959年
公開日:1959年1月22日 併映「天竜の鴉」
監督:弘津三男
製作:三浦信夫
企画:高椋迪夫
脚本:吉田哲郎
撮影:竹村康和
録音:長岡栄
照明:斎藤良彰
美術:神田孝一郎
音楽:渡辺岳夫
装置:本島陽三
編集:西田重雄
邦楽:中本敏生
擬闘:楠本栄一
助監督:古川俊男
製作主任:吉岡徹
出演:島田竜三 毛利郁子 伊沢一郎 中田ダイマル 中田ラケット
シネマスコープ モノクロ 57分

料亭白ふじでは主人清吉の弟である佐助と武蔵屋喜三郎の娘お妙との婚約のお披露目が行われていた。その最中に北町奉行所の与力平田数馬が現れ佐助に縄を打った。昨夜、浅草の海産物問屋に賊が入り主人秘蔵の唐香炉が盗まれたのだという。骨董品を集めることを趣味にしている佐助は三日前に確かにそこを訪ねたが、家宝と聞いて諦めたのだった。だが平田は裏口に落ちていたという紙入れを見せ、これが動かぬ証拠だと見得を切った。信じられない清吉は後日改めてこちらから参上するから今日のところは穏便にと頭を下げたが、平田は耳を貸さず佐助を連行した。

残った役人たちは屋敷の中から唐香炉を探し出そうとするが、見つけることが出来ずに帰って行った。騒動によって武蔵屋やお妙、世話人の津田屋幸兵衛らが帰ると清吉はひとりで考え事をした。すると彼の身を案じた妻おえんはそれが誰かの罠かもしれず、一緒に証を立てれば道を拓けるかもしれないと言った。その言葉に力を得た清吉だったが、帳場を預かる源七の言葉で希望は打ち砕かれた。役人たちが荒らした佐助の部屋を片付けていたところ盗まれた唐香炉が出てきたというのだ。部屋に入ると源七が言う通りに台の上の砂時計を横にずらした。するとカラクリ仕掛けによってあの唐香炉が姿を現したのだった。驚いた清吉はすぐさまそれを奉行所に届けようとするが、それでは佐助の罪が決まってしまうとおえんが止めた。佐助が捕らえられた影響は三代続いた由緒ある白ふじにまで及ぶ可能性があるからだ。唐香炉のことを知っているのは源七ひとりだけ。口を封じてしまえば他に知る者はいないと考えたおえんは清吉に耳打ちした。芸者だった彼女が婚約を許さなかった姑の死後に晴れて夫婦と呼ばれるようになったのは佐助の計らいがあったからであり、白ふじを潰したとなれば姑に申し訳が立たなかった。嘆くおえんに同情した清吉は仕方なく心を決めた。

その夜、ひとり黙々と帳付けをする源七におえんは頼みごとがあるから部屋にきて欲しいと言った。部屋では清吉が待っており、一杯やりながら話をしたいと酒を勧めた。清吉が唐香炉について切り出すと、源七は安心してくださいと言った。源七は佐助を罪に落とすことは考えておらず初めから見なかったことにするつもりでいたのだ。お世話になるものとして当たり前のことですと源七は言ったが、清吉は予定を変えずに彼を毒殺し死体を古井戸に投げ込んだのだった。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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