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男はつらいよ 寅次郎純情詩集

  • posted at:2021-03-23
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうじゅんじょうししゅう
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1976年
公開日:1976年12月25日 併映「おとうと」
監督:山田洋次
製作:名島徹
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:中村寛
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小島勝男
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:松竹衣裳
現像:東京現像所
製作主任:峰順一
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
協力:スバルの富士重工 長野県上田市 別所温泉観光協会 柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 檀ふみ 下條正巳 三崎千恵子
アメリカンビスタ カラー 104分

すっかり秋めいてきた葛飾柴又。題経寺の門前にある団子屋のとらやは朝からそわそわしていた。その日はさくらの一人息子・満男の家庭訪問の日だが、アパートは片づいていないためとらやの方にきて欲しいとお願いしたのだった。満男の担任の先生は産休中で臨時の柳生雅子先生がくることになっていたが、若くて美人という噂だった。寅次郎が帰ってきたら大変なことになるぞと油を売っていた朝日印刷所社長の桂梅太郎が軽口を叩いていると、その寅次郎が本当に帰ってきたのだった。竜造たちが慌てふためく中、梅太郎は機転を利かせて追っ払おうとした。ところがやりとりをする前に雅子が到着したのだった。彼女に一目惚れした寅次郎はいいところを見せようと出しゃばり、博やさくらがいるのをそっちのけでしゃべりまくった。おまけに雅子を家まで送って行く始末。肝心の満男の相談が出来なかったことで博は肩を落とした。その夜、反省を促すために博たちが待ち構えていると気まずそうにする寅次郎が帰ってきた。さくらが口火を切り大事な話が何一つ出来なかったことを説明すると、寅次郎はお前たちが口下手だから成り代わって教育論を語ったんだと言った。それを聞いた博が思わず何が教育だと漏らしたことがきっかけで大ゲンカとなり寅次郎は出て行った。

寅次郎が別所温泉を旅していると、今夜千秋楽を迎える坂東鶴八郎一座が通りでビラ配りをしているのを見つけた。そこに声を掛けてきたのは、数年前に甲州を旅した際に出会った花形女優の大空小百合だった。彼女は寅次郎のことを先生と呼んで慕っており、再会を喜ぶと芝居を観にきて欲しいとお願いした。その夜、約束通りに芝居小屋へ足を運んだ寅次郎は、芝居終わりにゲストとして紹介されたことで気が大きくなり宴席を開いた。座長の鶴八郎たちが恐縮する中、固い挨拶は抜きにしてと寅次郎が場を盛り上げて夜は更けて行った。翌朝、旅館の窓から一座のトラックを見送った寅次郎は、女中が請求書を持ってくると話があるから主人を呼んで欲しいと言った。

別所警察署からの電話で寅次郎が無銭飲食をしたという連絡を受けたさくらは急遽兄を迎えに行くことになった。警察署に着くと、渡辺巡査は先方が金さえ払ってくれればそれでいいと言ったことで事件にしないと判断したと説明した。そこに付き添いの警官とともに現れたのはひとっ風呂浴びてさっぱりした寅次郎だった。さくらは反省の色を見せない兄に腹を立て、とらやでは竜造たちが寅次郎をどう迎えようかと頭を悩ませていた。

屋台的映画館
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