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レイプショット 百恵の唇

  • posted at:2015-11-03
  • written by:砂月(すなつき)
れいぷしょっとももえのくちびる
日活
配給:日活
製作年:1979年
公開日:1979年6月23日 併映「団地妻 狙われた寝室」「異常性欲犯 まわす」
監督:藤井克彦
プロデューサー:細越省吾
原作:響京介
脚本:播磨幸治
撮影:水野尾信正
照明:矢部一男
録音:福島信雅
美術:林隆
編集:山田真司
助監督:斉藤信幸
色彩計測:森島章雄
現像:東洋現像所
製作担当者:天野勝正
挿入歌:「甘い罠」佐藤三樹夫
出演:水島美奈子 飛鳥裕子 山口美也子 宇南山宏 堀田真三
アメリカンビスタ カラー 68分

ミリオン出版と契約を結ぶフリーライター「トップ屋」の三宅透は芸能界のスキャンダルを得意にしていたが、そのやり方が強引なことから業界では忌み嫌われていた。「百恵は禁断の木の実」が口癖である彼の次の標的は、歌にドラマに引っ張りだこの清純派アイドル・三木洋子だった。大手から引き抜かれないために星野プロダクションの社長・星野礼二郎が洋子に覚醒剤を打ち、贔屓している黒幕にいざというときのために抱かせているという噂があった。それは星野が意図的に流したガセネタである可能性もあり、警察が動いていないことから信憑性は薄かった。だが星野から挑発されたこともあって透は危ない橋を渡ることにしたのだ。黒幕と洋子が食事をするという情報を得た透は、ホテルに忍び込むと息をひそめて時を待った。そして彼女がトイレに入るのを確認すると追いかけて個室に体をねじ込んだ。透は洋子の下腹部に掌を押し当てて強引に放尿させるとそれを採取した。これが薬物使用の証拠となるはずだったが、エレベーターでボディーガードに捕まり袋叩きにされた。

ある日の深夜、懲りない透が洋子のマンションの前でいつものように張り込んでいると、マネージャーの田所が運転する車が停まり彼女が降りてきた。そこへやってきたのは赤いジャンパーの若い男だった。トンボと名乗る男は色紙を取り出すとサインをせがみ、警戒していた田所もただのファンだと視線を逸らした。すると隠れていた二人の男が彼を滅多打ちにし、用意していたジープに洋子を押し込んで逃亡したのだ。一部始終を目撃した透は興味本位で追跡を始めた。だが工事現場に続く道に入り込んだため目標を見失った。

「横浜さ11ー12」。洋子を連れ去ったジープの手がかりはナンバーしかなかった。明け方まで車を走らせたもののそれらしい車に出会うことはなく、諦めて慌てふためく星野プロダクションに向かった。スタッフの制止を振り切って社長室に押し掛けた透が馴れ馴れしく挨拶をすると、頭に来た田所がぶん殴った。何か事情を知っていると感付いた星野は田所を追い出し、お前の仕業かと問い詰めた。すると透は、そんな度胸はないがあてはあると答えた。そして500万円を出す気があるなら、どんなに遅くとも明日の朝までに連れて来ると提案した。仕事のスケジュールにこれ以上穴を空けたくない星野は取引に応じることにした。

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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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