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翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて

  • posted at:2026-01-20
  • written by:砂月(すなつき)
とんでさいたまびわこよりあいをこめて
映画「翔んで埼玉」製作委員会(フジテレビジョン=東映=テレビ埼玉)
配給:東映
製作年:2023年
公開日:2023年11月23日
監督:武内英樹
製作:大多亮 吉村文雄 川原泰博
プロデューサー:若松央樹 古郡真也
原作:魔夜峰央
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
撮影:谷川創平
照明:李家俊理
録音:金杉貴史
編集:河村信二
美術:棈木陽次
美術プロデューサー:三竹寛典
アートコーディネーター:森田誠之
装飾:竹原丈二
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
衣裳:大友洸介
ヘアメイク:塚原ひろの
ヘアメイク(GACKT):タナベコウタ
ヘアメイク(二階堂ふみ):千葉友子
VFXスーパーバイザー:長崎悠
VFXプロデューサー:赤羽智史
ミュージックエディター:小西善行
スーパーヴァイジングサウンドエディター:伊東晃
記録:赤星元子 松村陽子
スケジュール:尾崎隼樹
監督補:楢木野礼
制作担当:武田旭弘 辻智
アソシエイトプロデューサー:加藤達也
ラインプロデューサー:齋藤健志
制作プロダクション:FILM
出演:GACKT 二階堂ふみ 杏 加藤諒 益若つばさ
アメリカンビスタ カラー 117分

さいたま市役所職員の内田智治が運転する軽ワゴン車は、妻の直子と出産が近い娘の若月依希を乗せて国道17号線をひた走っていた。熊谷あおぞら競技場では埼玉熱闘綱引き大会が行われているが、熊谷市が会場である理由はそこが県知事の地元だからだ。県知事肝いりの企画を成功させれば課長の座も遠くはない。智治はそのためには如何なる手段をも駆使するつもりでいた。車内での話題が大宮と浦和との関係に及んだ頃、カーラジオから流れてきたのはFMラジオ局・NACK5の埼玉にまつわる都市伝説の第二章だった。

その昔、埼玉県人は東京都民からとても酷い迫害を受けていたが、埼玉解放戦線の活躍によって通行手形制度が撤廃されたことで平穏な日常が訪れていた。埼玉解放戦線を率いる麻実麗と壇ノ浦百美は更なる平和を求めて活動をしていたが、埼玉県人は横の繋がりが薄いという弱点に気づいたのだった。そこで武蔵野線なる新路線を開通させるアイデアを提案したが、各支部長たちは自由に東京で遊べるようになったのだからもうそれ以上何も求めないと言い出す始末。そんな中、鉄道会社がストライキを決行し東京に入れず路頭に迷った埼玉県人が大宮駅前で暴動を起こした。ストライキの原因は麗が武蔵野線を開通するにあたって各鉄道会社に対して資金提供をお願いしたのだが、そんなことをするくらいなら夢の王国ネズミーランドに直通列車を作った方がましだと反対したからだ。バラバラになった埼玉県人の心を一つにすることは出来ないだろうか。そう考えた麗は埼玉に海を作る壮大な計画をぶち上げた。海なし県に住む埼玉県人にとって海へのあこがれは尋常ではなかったのだ。

麗が最適な場所として選んだのは埼玉を武蔵野線で繋ぎ一つになる所、そこは越谷だった。その場所にしらこばと水上公園を作るとなれば白い砂が必要となる。遥か西にある未開の地・和歌山に美しい砂を持つ白浜という地があるらしいと伝え聞いていたことから、麗たちは百美を残し航海の旅に出ることになった。

屋台的映画館
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どすこい!すけひら

  • posted at:2025-09-18
  • written by:砂月(すなつき)
どすこいすけひら
劇場版「どすこい!すけひら」製作委員会(VAP=The icon)
配給:アークエンターテインメント
製作年:2019年
公開日:2019年11月1日
監督:宮脇亮
製作:瀬井哲也 志村彰
エグゼクティブプロデューサー:岡本東郎
プロデューサー:行実良 高石明彦 古林都子
アソシエイトプロデューサー:三宅亜実 木村綾乃
原作:たむら純子 清智英
脚本:鹿目けい子
音楽:福廣秀一朗
撮影:藤原秀夫
照明:森泉英男
録音:深田晃
美術:津留啓亮
編集:張本征治
選曲:泉清二
音響効果:井上奈津子
スタイリスト:中泉貴子
ヘアメイク:結城春香
ヘアメイク(知英担当):佐竹佳子
特殊メイク:江川悦子 佐々木誠人
スクリプター:木村晃子
助監督:増田天平
制作担当:小笠原寿
主題歌:「DON’T STOP 恋」超特急
制作プロダクション:The icon
配給協力:イオンエンターテインメント
製作幹事:VAP
出演:知英 草川拓弥 金子大地 松井愛莉 池端レイナ
アメリカンビスタ カラー 97分

高校でF4(FAT4)と呼ばれるぽっちゃり体型四人組のうちチョコレートが大好きな助平綾音は卒業前のバレンタインデーに人生最大の勝負を賭けることにした。今からひと月前のこと。下校中の彼女は長い坂の途中で休憩しながらお菓子を頬張っていたが、その横をすれ違った1tトラックが石ころを踏んだせいでバウンドし、着地したショックで固定していたベルトが外れた。すると荷台から巨大な大仏の頭が転がり落ち綾音に向かってきたのだ。迫りくる大仏の頭。怯える綾音。その時さわやかな青年が現れ、彼女の腕をつかむと遠心力を使って道路の脇へ放り投げたのだった。命拾いをした綾音は馬渕隼人が同じ高校の生徒だと知るとこれも運命だと感じバレンタインデーに告白することに決めた。朝早くから待ち伏せしていた綾音は登校してきた隼人に告白し手作りチョコを差し出した。隼人は彼女が誰なのかわからなかったが、しばらく考えて「この前のどすこいか」と言った。それを聞いた綾音はショックを受け淡い初恋はあっけなく散った。

トイレに籠って泣き続ける綾音を不憫に思ったF4の椎名千裕は彼女を東京のエステ店に連れて行くことにした。前に一度来たことがある千裕はそれで気持ちが晴れたことがあったからだ。初めての体験にドキドキする綾音。施術の直前になって怖気づいていると、何かここへ来るきっかけがあったのではないですかと担当の倉田沙織がやさしく尋ねた。失恋を心配した千裕が連れてきてくれたことを話すと沙織はお任せくださいと言った。言われるがままに施術ベッドに寝転ぶと、沙織は背中のマッサージを始めた。想像以上の心地よさにうっとりする綾音。すると沙織は、体と心を揉みほぐすことによってその心が軽くなればきっと好きなものが見つかるはずですと言った。好きなものが見つかれば人生が豊かになるという言葉に感銘を受けた綾音はそれがチョコレートだということに気づいた。大好きなチョコレートに囲まれて生きることを選んだ彼女は卒業後にイタリアへ飛び専門店で働くことにした。ここなら誰もどすこいであることを気にしないからだ。そこは彼女にとって楽園そのものだった。

屋台的映画館

トリガール!

  • posted at:2024-09-09
  • written by:砂月(すなつき)
とりがーる
「トリガール!」製作委員会(博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=読売テレビ=KADOKAWA=日本テレビ=中京テレビ=読売新聞=ダブ=福岡放送=札幌テレビ=ミヤギテレビ=静岡第一テレビ=広島テレビ=テレビ新潟=テレビ信州=テレビ金沢=西日本テレビ=熊本県民テレビ=鹿児島読売テレビ)
配給:ショウゲート
製作年:2017年
公開日:2017年9月1日
監督:英勉
製作:村田嘉邦 小石川伸哉 堀内大示  中山良夫
企画・プロデュース:松本整 宇田川寧
プロデューサー:大畑利久 薮下維也 吉川真理 亀井利之
アソシエイト・プロデューサー:宮城希
原作:中村航
脚本:高橋泉
撮影:小松高志
Bカメラ:山崎裕典
照明:蒔苗友一郎
録音:岩丸恒
美術:塚本周作
編集:相良直一郎
衣裳:白石敦子
ヘアメイク:田鍋知佳
音響効果:渋谷圭介 佐藤祥子
助監督:茂木克仁
制作担当:吉野修作
ラインプロデューサー:島根淳
VFXプロデューサー:浅野秀二
VFXディレクター:横石淳
音楽:遠藤浩二
音楽プロデューサー:杉田寿宏
主題歌:「空も飛べるはず」ねごと
制作協力:読売テレビ「鳥人間コンテスト」
企画協力:KADOKAWA
制作プロダクション:ダブ
出演:土屋太鳳 間宮祥太朗 高杉真宙 池田エライザ  矢本悠馬
アメリカンビスタ カラー 99分

鳥山ゆきなは希望した大学に入れなかったため仕方なく雄飛工業大学に入学した。だが通学初日のスクールバスにはチェック柄のシャツを着た眼鏡男子しか乗っておらず、息苦しくなって途中で降りた。そんな自分に落胆し一人で愚痴っていると、その横を一台の競技用自転車がさわやかに駆け抜けて行った。その自転車はバスを軽々と追い抜き、サイクリストは天を仰ぐ勝利のポーズを取るとゆきなはそのカッコよさに思わず目を奪われた。

何とか大学に辿りついたゆきなは講義を受けるために教室に入るが、そこにも至るところにチェック柄のシャツを着た眼鏡男子がいた。嫌だなと思いつつもよくよく考えてみると、その日は自分もチェック柄のシャツを着ていることに気づいたのだった。そんな自分にショックを受けて頭を抱えているとカメラを構えた女子が話し掛けてきた。島村和美というその彼女が悩み事について尋ねると、ゆきなは堰を切ったようにしゃべり始めた。そもそも彼女が別の大学の建築学科を志望したのはカッコよさそうという理由だけであり、特に編入したいという考えもなかった。それを知った和美は流されて生きてきたんだねと憐れんだ。一方、和美はというと山中研究室に入る、コロイド化学の単位を修得する、危険物取扱の資格を取るなど様々な目標があった。ゆきなが感心しながらその話を聞いていると、二人の男子学生が突然「僕らと一緒に飛びませんか」と話し掛けてきた。ゆきなは無理だと断るが、和美は話の続きを聞きたくて飛びついた。その二人は人力飛行機のサークル「チーム・バードマン・トライアル」の部員で、そもそも和美が雄飛工業大学を選んだ一番の理由がこのサークルに入るためだったのだ。全く興味のないゆきなは和美に連れられて部室へ行くが、そこで初めて夏の琵琶湖を横断する「鳥人間コンテスト選手権大会」というのがあることを知った。彼女らがいる部室には眼鏡男子の他にペラ夫という奇妙なOBまでいたためゆきなは帰ろうとするが、昨年パイロットを務めたイケメン部長の高橋圭に一緒に飛んでみないかと声を掛けられ入部することに決めた。

屋台的映画館

透光の樹

  • posted at:2024-08-23
  • written by:砂月(すなつき)
とうこうのき
東洋コンツェルン
配給:シネカノン
製作年:2004年
公開日:2004年10月3日
監督:根岸吉太郎
プロデューサー:岡田裕
原作:高樹のぶ子
脚本:田中陽造
音楽:日野皓正
題字:徳田八十吉
撮影:川上皓市
照明:熊谷秀夫
美術:小川富美夫
編集:鈴木晄
録音:阿部茂
整音:橋本泰夫
スクリプター:白鳥あかね
助監督:高橋正弥
製作担当:田中盛広
ラインプロデューサー:川崎隆 増田悟司
アソシエイトプロデューサー:佐藤紳司
石川渉外担当:小澤秀樹
主題曲:「Ember」日野皓正
製作プロダクション:スタッフ東京 イマージュ アルゴ・ピクチャーズ
出演:秋吉久美子 永島敏行 高橋昌也 吉行和子 平田満
アメリカンビスタ カラー 121分

昭和63年、映像制作会社社長の今井郷は自社でプロデュースする旅番組に協力することになっている大学教授に挨拶するために熊谷プロデューサーと金沢へ向かった。三人は料亭で食事をしていたが、いつしか話題は刀鍛冶のことになった。今井は25年前の駆け出しのADだった頃に山崎火峯という刀鍛冶のドキュメンタリー番組に携わったが、その番組の一部をディレクターの岩田が使いたいと言ったことがきっかけでそのことを思い出したのだ。大学教授は、鶴来町の名は剣からきており昔から腕のいい刀鍛冶が多かったことからそう呼ばれるようになったと言った。今井が山崎火峯について尋ねると、気難しくて腕のいい男でだいぶ前に店を畳んで金劒宮という神社の方にいると聞いたが今はどうなったか知らないと言った。店を出ると今井は地元局への挨拶を熊谷に任せ、自分は鶴来へ行くことにした。

鶴来へ行って欲しいとタクシーを走らせるが、今井の記憶には畑の中にポツンと一本杉がある風景しかなかった。今はそれもすっかり変わっていたのだ。とりあえず金劒宮の方へ向かうと、何となく見覚えがあるような女性に出会った。そこで山崎火峯さんにお宅ではありませんかと尋ねると、彼女がその娘で当時高校生だった千桐であることがわかった。彼女が今井を部屋へ招き入れると奥の部屋に火峯がいた。多額の借金を抱えた千桐は寝たきりになった火峯を介護しながら離婚した夫との子である眉と3人で暮らしていた。

東京に戻った今井は千桐に電話を掛けある提案をした。それは借金を肩代わりする代わりに愛人にしたいというものだった。今井は当然断られるものだと思っていたが、千桐は私でよかったらお願いしますとあっさり了承した。それを聞いた今井が驚き躊躇すると彼女は黙って電話を切った。しばらくの間連絡が途絶えていたが、ある日会社に千桐から葉書が届いた。そこには平泉寺に咲いたカタクリの花をお見せしたいと書いており、それが自分を欲しているというメッセージだと読み取った今井は鶴来へ向かった。

屋台的映画館

土佐の一本釣り

  • posted at:2024-08-08
  • written by:砂月(すなつき)
とさのいっぽんづり
松竹=キティフィルム
配給:松竹
製作年:1980年
公開日:1980年12月27日 併映「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」
監督:前田陽一
製作:沢村国男 金田晴夫
製作補:佐藤正
原作:青柳裕介
脚本:前田陽一 松原信吾
撮影:長沼六男
美術:重田重盛
音楽:川辺真
主題歌:「恋・恋かもめ」千原ひかり
録音:小林英男
調音:小尾幸魚
照明:佐久間丈彦
編集:太田和夫
スチール:金田正
監督助手:伊藤聚
装置:横手輝雄
装飾:釼持政司
衣裳:松竹衣裳
現像:東洋現像所
進行:田沢連二
製作主任:池田義徳
出演:田中好子 加藤純平 山口美也子 亜湖 岡本信人
アメリカンビスタ カラー 91分

土佐久礼の港にカツオ船の第一福丸が大漁旗を掲げて帰ってきた。下船する漁師たちの中に初めて漁に出た小松純平の姿があった。日用雑貨店の小松商店を営む母・ふきと二人暮らしをする彼は、中学を卒業すると進学せずに漁師になった。家に帰り風呂に入ってさっぱりすると純平はふきに夕食はいらないと言った。何故ならその夜は船の兄やんたちと高知で酒を飲むことになっていたからだ。それを聞いたふきは一緒に食事を出来ないことに寂しさを感じたが、逆にうれしくもあった。純平がきっと大人になって帰ってくると思ったからだ。

純平は船では雑用係だったが、大人たちと働くことにより対等になったような気がしていた。その理由の一つが汗水たらして働き給料を手にしたことだった。中学の同級生が通う土佐西高校に立ち寄った彼は、友人たちにお札を見せびらかし高校生は可哀想だなと蔑んだ。そして二歳年上で幼馴染の吉村八千代を呼び出すと、今戻ってきたがこれから皆と高知で酒を飲むことになっているから悪いがお前とデートしてやれないと言った。そしてその後に女と何かあってもお前には隠し事をしないことにしているからひと言断っておくと言うと、八千代は去って行くその背中に悪態をついた。

高知のバーで強がって飲めない酒を無理矢理飲む純平だったが、限界がきて外に駆け出すと道の端で吐いた。後を追い掛けてきた女将が可哀想にと心配するが、プライドが高い純平はこのことは絶対に誰にも言うなと釘を刺した。カツオ釣りが酒で戻したなんてことが知られたら漁師仲間から舐められると考えていたからだ。しばらくして気分が落ち着くと店に戻り再び飲み始めるがついにダウンした。その後、夜の女たちが二階へやってくるが純平は何も覚えていなかった。

朝帰りをする純平が家に向かって歩いていると自転車で通学する八千代とバッタリ会った。学校が終わったら会わないかと声を掛けるが無視をされ、何とか気を引こうと考えた純平は妙案を思いついた。その夜、八千代の家の前に行くと窓に小石を投げて呼び出そうとするが、彼女はチラリと見ただけでカーテンを閉めた。つれない態度を取る八千代だったが、本音は一途に自分のことを思ってくれる純平が大好きだった。

屋台的映画館

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