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遙かなる山の呼び声

  • posted at:2019-09-04
  • written by:砂月(すなつき)
はるかなるやまのよびごえ
松竹
配給:松竹
製作年:1980年
公開日:1980年3月15日
監督:山田洋次
製作:島津清
製作補:小坂一雄
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
美術:出川三男
撮影:高羽哲夫
照明:青木好文
編集:石井巌
録音:中村寛
録音補:原田真一
調音:松本隆司
音楽:佐藤勝
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小島勝男
装飾:町田武
衣裳:松竹衣裳
進行:玉生久宗
現像:東洋現像所
製作主任:峰順一
協力:北海道 中標津町
出演:高倉健 倍賞千恵子 吉岡秀隆 武田鉄矢 木ノ葉のこ
シネマスコープ カラー 124分

北海道根釧原野で風見民子は一人息子の武志を育てながら酪農で生計を立てている。嵐に見舞われたある春の夜、全身ずぶ濡れの男が道に迷ったと突然訪ねてきた。怪しい男を家の中に入れるわけには行かないので、彼女は男を一晩だけ納屋に泊まらせることにした。その晩は牛の出産の予定日であり、深夜になって産気づいたことから民子は男に手伝ってもらうことにした。早朝、男は礼を言って立ち去ったが、それでは申し訳ないと民子は謝礼金を包んで武志に持たせたのだった。

夏になると再びあの男が民子を訪ねてきた。男は一週間でもいいから働かせて欲しいと懇願するのだ。未亡人の民子にとって男手は必要だが、得体の知れない男を受け入れるのには抵抗があった。そこで農協を通してからでなければ雇えないというルールがあるだとか、零細農家だから多くは払えないだとか言い訳して断ろうと努めた。だがそれでもいいというので渋々認めることにした。男の名は田島耕作。彼は依然と同じように納屋で暮らすことになったが、民子は警戒を緩めることはなかった。翌日になると耕作は過去に牧場で働いたことがある経験を生かして作業を進めた。だが出された食事を家の中で一緒に食べようとはしなかった。そんな彼を不思議に思いながらも民子はトラクターなどの扱い方を指導した。耕作のことが気になるのは隣家に住む亡夫の兄の妻・房子も同じだった。何か後ろめたい事情があるに違いないと考えている房子は金目の物に気をつけなさいと釘を刺した。そんな彼女らの心配をよそに、武志や房子の娘・ひとみは耕作と親しく話すようになって行った。

民子がいつものように作業を行っていると、料亭オホーツクの店主・虻田太郎が訪ねてきた。彼女に好意を持っている太郎はくる度にお土産を持参して再婚の返事を期待した。だがいつまで経っても進展しないため、ついに強引な手段に出たのだった。その時は箒を振り回して追い返したが、後日性懲りもなくやってきた。民子の悲鳴を聞いて駆けつけた耕作がバケツの水をぶっかけると太郎は尻尾を巻いて逃げて行ったが、しばらくすると今度は弟の次郎と三郎を引き連れて戻ってきたのだ。道東で知られた虻田三兄弟を舐めるんじゃないと豪語する太郎だったが、勝負はあっけなく決まった。その夜、納屋に押しかけた太郎たちは手打ちと称して宴会を勝手に始めたのだった。

ある日、民子が子牛の世話の最中に腰を痛めて入院した。その間、房子は武志を引き取ろうとしたのだが、彼はそれを拒否した。何故なら父親のような存在である耕作と一緒に生活を送りたいからだ。一方、あの一件以来、耕作を兄貴と慕うようになった三兄弟は牧場の作業を手伝うようになった。

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晴姿おんな絵巻

  • posted at:2019-07-30
  • written by:砂月(すなつき)
はれすがたおんなえまき
日活
配給:日活
製作年:1972年
公開日:1972年1月8日 併映「たそがれの情事」
監督:林功
企画:伊藤亮爾
脚本:新関次郎
撮影:高村倉太郎
照明:川島晴雄
録音:神保小四郎
美術:柳生一夫
編集:鈴木晄
音楽:月見里太一
助監督:桑山朝夫
色彩計測:仁村秀信
現像:東洋現像所
製作担当者:松田文夫
出演:小川節子 五條博 山本修平 三川裕之 島村謙次
シネマスコープ カラー 69分

徳川将軍綱吉の頃。江戸の町は日々賑やかさが増し、人々は泰平の世に慣れ親しんでいた。芸者のおそのは紺屋職人の英助と所帯を持ちのちには店を始めることを夢見ていたが、病気だったときに父親が背負った五十両もの借金が重荷となっていた。ある日の御座敷で蔵前の礼差美濃屋喜右衛門に気に入られたおそのは、借金を肩代わりしてくれるという話を聞き引き受けることにした。今のままではいくら働いても利息の方が増えてしまうからだ。借金がなくなれば店を持つ日がそれだけ早くなる。そう信じて決心したのだ。仕事の内容は身の回りの世話をすることになっていたが、おそのが西国筋の浪人の娘であることを調べ上げた喜右衛門の狙いは彼女を江戸で一、二と呼ばれる女に仕上げることだった。そして勘定奉行の岡戸主水正に献上し、その見返りとして旗本御家人の御蔵米の権利を一手に握ろうとしたのだ。美しさとは姿かたちだけではないと喜右衛門はおそのに参考となる春画を渡し、男を喜ばせる力がないといけないと説いて実践に入った。そしてコツを掴むとそれを忘れるなと言い聞かせ、並みの男なら一溜まりもあるまいと褒めた。それが終わると今度は鍼による治療に移り、男を喜ばせるために必要となる筋を理解させ鍛えるように言った。

喜右衛門の目を逃れたおそのは会いたい一心で英助と連絡を取り、お互いに頑張って早く自分たちの店を持とうと誓い合った。だがそのことが喜右衛門の逆鱗に触れた。誰かと寝たことで体の調子が崩れ、今までの苦労が台無しになったからだ。相手の男は誰だと問い詰めると、私には契りを交わした人がおり、こちらにお世話になったのもつらいことを我慢しているのも全てその人に一日も早く店を持たせ所帯を持ちたいからだとおそのは言い、名前は絶対に明かさなかった。ところがその相手は調べるとすぐにわかり、喜右衛門は英助を料亭に呼び出すと包み金を見せてこの金でおそのと別れてもらいたいと言った。すると英助は、子供の頃から同じ長屋で育った仲であり、それを金で忘れろというのは無理だと突っぱねた。喜右衛門はわざわざ呼び立てて悪かったなと詫び、お礼としてゆっくり遊んで行ってくれと芸者を呼んだ。そして隣の部屋へ無理矢理連れて行かれた英助は二人に芸者に犯されたのだった。二十五両の包み金がもう一つあれば。彼はそう考えていた。

お前を手放したくはないが主水正のもとへ行ってくれと喜右衛門はおそのに言った。これまでの苦労は勘定奉行を喜ばせるためだったと知り、おそのはそんな勝手なことを言われても困ると拒否した。すると喜右衛門は借金の証文を見せ、うんと言えば借金を帳消しする上に英助に店を持たせてやる言った。困ったおそのは店などを捜してようやく小料理屋にいる英助を見つけることが出来たが、彼は元手を増やそうと博打に手を出し自棄酒を呷っていたのだった。

屋台的映画館

ハナ肇の一発大冒険

  • posted at:2019-04-06
  • written by:砂月(すなつき)
はなはじめのいっぱつだいぼうけん
松竹=渡辺プロ
配給:松竹
製作年:1968年
公開日:1968年1月3日 併映「やればやれるぜ 全員集合!! 」
監督:山田洋次
製作:脇田茂
脚本:山田洋次 宮崎晃
美術:重田重盛
撮影:高羽哲夫
照明:青木好文
編集:石井巌
録音:小尾幸魚
音楽:坂田晃一
調音:佐藤広文
監督助手:大嶺俊順
装置:川添善治
進行:池田義徳
現像:東京現像所
製作主任:内藤誠
出演:ハナ肇 倍賞千恵子 倍賞美津子 入川保則 中村晃子
シネマスコープ カラー 89分

東京の下町にある商店街で間貫一が営む精肉店はコロッケがおいしいと評判の店だった。ある日、フランスから一通のハガキが届くと、彼はそれを見るなり身支度を整えて出掛けて行った。貫一が向かった先は、渡航手続きを行うためのエールフランス航空の事務所だった。係員から旅行の目的を尋ねられた貫一はサントロペにいるハガキの人物に会いたいと言った。そして信じてもらえるかどうかと前置きをしてからそれにまつわる話を始めた。三ヶ月ほど前の土曜日、得意先の用事を終えた貫一が上機嫌で高速道路を飛ばしていると行ったこともない所に出てしまった。腹ごしらえのために入ったレストランはとても雰囲気が良く、心地がいい音楽は毎日の仕事から離れて何処かへ行ってしまいたいような気分にさせた。料理を待っているときに相席をしてきたのは見ず知らずの女性で、彼女は豪快にステーキを食べる貫一の姿を見て微笑んだ。会話をしているうちに貫一が一人でドライブしていることがわかると、その女性は私も一緒に連れて行って欲しいと頼んだ。貫一は驚いたが、妻ではない美人を助手席に乗せる機会はまずないため喜んで応じた。着いた所は木更津で、貫一は彼女の指示に従ってカーフェリー・あかつきに乗って横浜に向かった。船内で二人きりになると女性は自分に関することを話し始めた。彼女は速水亜子と言い、東京駅に向かって歩いていたら後ろからつけられている気がしてあのレストランに逃げ込んだ。すると頼もしそうな男が目についたため貫一に声を掛けたのだ。それを聞いた貫一は心配ないと勇気づけ心配なら行き先まで送ると約束した。だがそれが横浜のホテルだとわかると貫一の心の中に波風が立った。その後方では様子を窺う二人組の悪漢がいた。

その夜、心配する家族を納得させるための電話を掛けた貫一は、それが終わると亜子の部屋に緊張しながら入った。彼女が酒を飲みたいと言ったため地下にあるバーへ行くことになったが、その際に貫一はとても大事な物が入っているというバッグを受け取った。だがわざわざそんな物を持ち歩かなければならない理由がわからず質問すると、亜子は中から巾着を取り出し中身を見せた。キラキラと光り輝く物、それは無数のダイヤモンドだった。彼女は京都のある人物にそれを届ける任務の遂行中で、怖くてたまらず貫一に頼ったのだ。思いもよらぬ責任を背負うことになった貫一は、数分前とは違った緊張感に襲われた。バーでは悪漢の兄貴分と弟分が亜子からダイヤを横取りする計画を練っていた。そうとは知らない貫一は二人に声を掛けて一緒に飲むことにした。貫一はフェリーの中で船酔いする兄貴分を介抱したことで彼らと顔馴染みになっていたのだ。亜子が体調を崩して寝込んでしまったため三人は場所を変えて深酒をすることになったが、貫一の注意が逸れた隙に兄貴分はバッグから巾着を掏り取った。

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バージンブルース

  • posted at:2019-03-15
  • written by:砂月(すなつき)
ばーじんぶるーす
日活
配給:日活
製作年:1974年
公開日:1974年11月22日 併映「あばよダチ公」
監督:藤田敏八
プロデューサー:伊藤亮爾
脚本:内田栄一
撮影:安藤庄平
美術:横尾嘉良
録音:紅谷愃一
照明:松下文雄
編集:井上治
助監督:八巻晶彦
色彩計測:田村輝行
現像:東洋現像所
製作担当者:青木勝彦
音楽:武川行秀 ミッキー吉野
主題歌:「バージンブルース」野坂昭如
挿入歌:「黒の舟唄」野坂昭如
協力:鷲羽山 下電ホテル 別館 ひついしホテル ホテル目黒エンペラー
出演:秋吉久美子 高岡健二 清水理絵 多々良純 林ゆたか
シネマスコープ カラー 99分

浪人一年目の畑まみはお茶の水予備校に通っている。予備校には女子寮があり、彼女が住む二階の部屋のお隣さん・小林ちあきを姉のように慕っていた。ある夜、ちあきの部屋に泥棒が入ったが、家探しをするうちに彼女が目を覚ました。目が合う二人。驚いた泥棒は窓から飛び降りた拍子に足をくじき、ひきずりながら逃げて行った。まみは隣から聞こえた物音のおかげで安眠できず、翌日の日曜日はすっかり寝坊した。するとちあきも同様に遅く起きてきたのだった。寮生が店屋物を取ったことで自分も注文すればよかったと後悔していたちあきはあることに気づいた。配達にきた出前持ちが足を引きずっていたのだ。彼が昨夜の泥棒ではないかと疑ったちあきはまみを連れて太洋軒に行き、店の主人から男が昨夜から足を痛めていることを聞き出した。そして出前から戻ってくると追求し、しらばくれて店を出て行くとちあきは後を追い掛けた。男は橋本誠という青年だったが、彼が部屋に入った時に押し入れの中の秘密を知ってしまったため、ちあきは強く出ることが出来なかった。

ちあきの秘密とは、日頃の鬱憤を晴らすために行う万引きだった。それは物が欲しいわけではなくスリルを味わうためなのだ。ある日の休日、彼女に誘われたまみを含む6人は新宿に向かうことになっていたが、思いつきで四谷に変更になった。スーパーで決行された集団万引きは成功したかに見えたが、店を出たところで店員に声を掛けられ、合図役を担当していたまみはまんまと逃げ切った。隠れているところにちあきの姿が見えたため二人は再会を喜んだが、冷静になってみると今後のことが頭をよぎった。寮に帰った方がいいのか、それともこのまま逃げ回るか。そんなことを考えているうちに、コートを着た中年男が後をつけていることに気づき隠れた。

まみは声を掛けてきた男が刑事だと思ったがそうではなかった。面識がある平田洋一郎とちあきは、昨年秋の新宿でのコンパで散々飲まされて一夜の関係を持ったのだ。その頃、平田はサラリーマンをしていたが、脱サラをしてチェーンのラーメン店を始めた。だが経営はうまく行かず今は借金取りに追われる生活を送っていた。スナックショップで二人に食事を奢った平田はホテルに誘うが、下心をあっさりと見破られて断られた。結局、寮に戻ることに決めたまみたちだったが、玄関の前までくると足がすくんだ。そこに出前から帰る誠が通り掛かり、事情がわかるとうちへおいでと言った。彼は二人を養うために注文をごまかして食事を運び、店の売り上げをくすねていたが、ついに店主から現場を押さえられボコボコに殴られた。顔を腫らした誠の姿を見たまみたちは、もうこれ以上迷惑を掛けられないと考え故郷の岡山に帰ることに決めた。だがそれには運賃などの費用が掛かることから平田を利用することにした。

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八甲田山

  • posted at:2019-02-02
  • written by:砂月(すなつき)
はっこうださん
橋本プロダクション=東宝映画=シナノ企画
配給:東宝
製作年:1977年
公開日:1977年6月18日(青森県先行公開 1977年6月4日)
監督:森谷司郎
製作:橋本忍 野村芳太郎 田中友幸
企画:吉成孝昌 佐藤正之 馬場和夫 川鍋兼男
原作:新田次郎
脚本:橋本忍
撮影:木村大作
美術:阿久根巌
録音:吉田庄太郎
照明:高島利雄 大沢暉男
音楽:芥川也寸志
助監督:神山征二郎 橋本信吾 永井正夫 桃沢裕幸 中沢新一
編集:池田美千子
記録:米山久江
タイトル:米内康夫
現像:東洋現像所
製作担当:小山孝和
出演:高倉健 北大路欣也 加山雄三 三國連太郎 丹波哲郎
シネマスコープ カラー 169分


明治三十四年十月、第四旅団司令部において重要な会議が行われた。日本とロシアとの海戦は時間の問題となっており、軍はそれに備えて兵器の充実や兵の教育に力を入れていた。だが中林大佐には現陸軍に準備不足と感じている部分があった。それは寒地訓練だった。予測される戦場は遼東半島から満州に掛けてであるが、先の日清戦争では寒さのためにこの遼東半島で四千人もの凍傷者を出したことで軍の作戦に大きな支障をきたした。次に戦う相手はシベリアの寒さに耐えうる装備と極寒零下数十度においてもなお戦う術を修得するロシア軍であることから、それに対する訓練は一日でも怠ることは出来なかった。また海戦ともなればいち早いロシア艦隊は津軽海峡と陸奥湾の封鎖を行い、その際に艦砲射撃で鉄道や道路を破壊される恐れがあった。そして青森ー弘前、青森ー八戸方面がそれぞれ遮断されると八甲田山系を縦断する以外に方法がなかった。そこで中林は師団参謀長としての私案である寒地装備訓練と同時に万が一の場合の交通路確保の作戦を中隊もしくは小隊編成で行う八甲田山の踏破による調査を提案した。そして友田少将は雪中行軍の経験者である青森歩兵第五連隊の神田大尉と弘前歩兵第三十一連隊の徳島大尉を指名した。会議後、弘前と青森の双方から出発して八甲田山辺りですれ違うという行軍計画を児島大佐が提案すると、自然条件が同じであることを考えればそれが最適だと津村中佐も同意した。

行軍が翌年の一月末か二月初めと決まり、準備のために田茂木野村に出向いた神田は村長の作右衛門から話を聞いた。だが様々なことを聞くうちに今回の作戦が如何に無謀であるかを思い知らされた。その季節は雪が深い上に風が強く一度踏み込んだら生きて帰れない、まるで白い地獄だというのだ。失敗は絶対に許されないことから神田は徳島と情報交換を行ったが、その中で踏破が中林や友田の命令ではなく連隊の責任ということになっていることを知り驚愕した。だがもう引くに引けない二人は資料を参考にして具体的な方法を話し合った。神田が別れ際に今度会うときは雪の八甲田の何処かでと言うと、徳島は静かに頷いた。

徳島は第三十一連隊の雪中行軍計画書を提出した。十泊十一日で行程二百四十キロを踏破するいう無謀な計画書を読んだ児島は驚きどういうことかと説明を求めた。すると徳島は壁に貼ってある地図の前に立ち、弘前から十和田湖に進み南側に沿って進んだ後、北上して八甲田山の北側を進んで弘前に戻るという計画を説明した。そしてその行程になったのは連隊長の責任だと言うと児島は反論出来なかった。徳島は続けて、第五連隊が八甲田を経て八戸方面に向かうため、我々がすれ違うには迂回する以外に方法はないと言った。行軍は見習い士官や下士官を主力にした二十七名の編制するが、それは研究に主眼を置いていることと、いざという場合に国民に対して申し訳が立つからだ。徳島は旅団司令部で安請け合いしたことを後悔していると胸の内を正直に打ち明けた。児島はそれを黙って聞くしかなかった。

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