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女番長ゲリラ

  • posted at:2018-09-13
  • written by:砂月(すなつき)
すけばんげりら
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1972年
公開日:1972年8月12日 併映「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」
監督:鈴木則文
企画:天尾完次
脚本:皆川隆之 鈴木則文
撮影:赤塚滋
照明:和多田弘
録音:堀場一朗
美術:石原昭
音楽:津島利章
編集:市田勇
助監督:清水彰
記録:石田照
装置:米沢勝
装飾:宮川俊夫
美粧:東和美粧
結髪:東和美粧
演技事務:森村英次
スチール:諸角義雄
衣裳:岩逧保
擬斗:三好郁夫
進行主任:渡辺操
主題歌:「女番長流れ者」杉本美樹
挿入歌:「赤色エレジー」あがた森魚+蜂蜜ぱい
協力:西伊豆土肥温泉 桂川シーサイドホテル
出演:杉本美樹 成瀬正孝 丘ナオミ 小林千枝 城恵美
シネマスコープ カラー 84分

暴走族新宿赤ヘル団の団長・女番長(スケバン)幸子は仲間のユキ、浮子、リンダを引き連れて京都にやってきた。そもそもは祗園祭の開催日が近く生まれ故郷に行きたいとユキが言ったことが発端で、それ以外に目的もないまま無一文でたどり着いたのだ。遊ぶためには金が必要なことから、各自で資金集めを行うことにした。男やもめをたぶらかすなどシノギを積み重ねて調達し合流すると、地元のグループが修学旅行生を相手にカツアゲをしている場面に出くわした。それを見過ごせない4人が中に割って入ると、リーダー格のヤスがサシゴロで勝負をつけようと提案した。するとユキが幸子よりも先にパンチを繰り出し相手をノックアウトにした。それを見兼ねた辰美が彼女を助け上げ、総番長に合わせるために顔を貸して欲しいと言うと、幸子は素直に従った。京都女番長連合の総番長で京極グループのリーダー・リカが仁義を切り、シマを荒らすのならそれなりの覚悟をしてきたんだろうと言った。すると幸子も負けじと勝ったらシマを貰うよと啖呵を切った。二人のサシでの勝負が始まり、当初はリカの優勢だったものの形勢が逆転し幸子が優位に立った。勝負は決したに見えたが、リカが隠し持っていたナイフをかざすと他のメンバーもナイフを取り出した。幸子たちは命の危険にさらされたが、それを止めたのは祗園囃子の奈美だった。京都生まれの彼女は総番長をリカに譲り一匹狼となって旅に出たのだが、お囃子が懐かしくなって戻ってきたのだ。だが思い切りの良さを見込んで地位を譲ったにも拘らず、そのリカが負けを認めないことに失望し叱責した。そして好きなようにしなと幸子に言った。

偶然鉢合わせし奈美が街に戻ってきたことを知って驚いたのは暴力団筒井組の幹部・中原修司だった。彼は組長の筒井猛に奈美を預けようとしたが、突然姿を消したことで恥をかいたのだ。また俺に恥をかかせる気かと質すと、奈美は彼の頬に平手を一発食らわせた。何故なら奈美は修司の妹だからだ。修司は兄貴のメンツを潰す奴は妹じゃねえと言い放ちすぐに出て行けと促したが、指図は受けないと奈美は突っぱねた。その頃、総番長となった幸子は幹部を集め、シマはそのまま預ける代わりに週一回動きを報告するよう命じた。そこにやってきた修司は、例え総番長が代わっても組への上納金は忘れるなと釘を刺した。その時、駐車場に停めてあったリンダのバイクが尼寺の坊主に盗まれ、4人は3台のバイクで追い掛けた。すると事故を起こしてケガをした坊主は何処の病院でもいいから連れて行って欲しいと泣きついたのだった。とりあえず近所の産婦人科に担ぎ込んだのだが、そこに夫婦が乗り込んできたことで院内は騒動になった。妻の唄代は中絶手術を行ったが、院長の竹見兵衛がもぐりの医者であることを後に知ったのだ。観念した竹見は今日限りで医者を辞め慰謝料を払う代わりに警察への通報を勘弁して欲しいと泣きついたが、浮子はそれをネタにして強請り大金をせしめたのだった。幸子は坊主を尼寺の桂子と改名させて新宿赤ヘル団の一員とし、総括の掟を教え込むと同時にメンバーの証である薔薇の刺青を左の胸に入れた。

屋台的映画館
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