ギャンビット
配給:日活
製作年:2011年
公開日:2012年2月25日
監督:井口昇
エグゼクティブプロデューサー:久保忠佳
プロデューサー:宮田昌広 成田尚哉 平田樹彦
キャスティングプロデューサー:東快彦
ラインプロデューサー:池原健
原作:久保忠佳
脚本:村田青 継田淳 井口昇
音楽:福田裕彦
撮影:長野泰隆
照明:児玉淳
特殊造形・キャラクターデザイン:西村喜廣
VFXスーパーバイザー:鹿角剛司
録音:日高成幸
整音:岩丸恒
美術:福田宣
装飾:渡辺誉慶
アクション監督:鈴村正樹
編集:和田剛
助監督:井上雄介
制作担当:内山亮
制作プロダクション:アルチンボルド
出演:中村有沙 菅野麻由 護あさな 優希 ダニー
アメリカンビスタ カラー 85分
妹をイジメで亡くして1年。つらさに耐えられない女子高生の恵は短い時間でもそのことから逃れようと考え先輩の亜矢が誘うキャンプに参加することにした。キャンプには恵と亜矢の他に亜矢の彼氏でドラック中毒者のタケ、亜矢の友人で売れないモデルの真希と極度な車酔いの直井が参加するが、そもそもの目的は真希がダイエットに使う寄生虫を探すことだった。偶然獲れた鱒を直井が捌いていると中から巨大な寄生虫が出てきた。虫に詳しい直井は高熱を出したり中には脳にまで影響を与えるものまでいると説明するが、真希は聞く耳を持たず奪い取った。モデルを目指してエステに大金をつぎ込んでも成果が得られずオーディションでは連続で落選した。そんな自分を変えようと真希は寄生虫を丸呑みした。その様子を見た恵の頭の中に当時の妹のことが過ぎり気分が悪くなった。
森の中から男の叫び声が聞こえ、スーツを着た中年男がフラフラとやってきた。捌いたのが解禁前の鱒だったことに気づいた直井が通報されるとうろたえていると、タケが男の方へ行きカッとなったら何をするかわからないぞと凄んだ。すると男は彼の指に噛みつき食いちぎったのだ。なおもタケを襲い続けようとする男に対して恵は回し蹴りを見舞い首をへし折ったのだった。恵は妹を守れなかったことを悔い、学校では友達を作らずひたすら空手に打ちこんでいた。礼儀はわきまえており手加減をして蹴ったのだが、何故か簡単にKO出来たのだ。男は痙攣を起こした後に動かなくなり、怖くなった5人は乗ってきた車で逃げようとした。ところがその車は何者かに乗り逃げされ森の中に取り残されてしまったのだ。亜矢は救助を求めようと電話を掛けるがそこは圏外。恵は直井が持っていた地図から近くに村があることを突き止め、そこまで歩いて行くことにした。
森をひたすら歩き村まであと少しのところに差し掛かった頃、恵はセーラー服を着た少女がその先にいることに気づいた。逃げる少女を追い掛けて行ったところ、そこには古びた民家があった。それが目標にしていた村だとわかると恵たちは家を回って呼び掛けたが人がいる気配はなかった。すると真希が腹痛を訴え始め、我慢出来なくなった彼女は離れにあるボットン便所に飛び込んだのだった。ところが便秘と格闘しているうちに便槽からゾンビが現れ這い上がってきたのだ。恐怖のあまり真希が突き飛ばすとゾンビは動きを止めその隙に外へ逃げ出したのだが、追い掛けてきたのは一人だけではなかった。集団でノロノロと向かってくる汚物まみれのゾンビに驚く恵たちは高台まで逃げることにしたが、真希は再び腹痛を起こし逃げ遅れた。そしてケツの穴から出てきたのはアレではなく謎の生物だった。真希はゾンビ集団に捕まってしまい、恵たちは目の前にある古民家に逃げ込んだが、そこの住人である老人が奥から出てきて猟銃を構えた。ところが老人は突然苦しみだし、虫に食い殺されるのはごめんだと銃口を口に咥えて発砲した。するとそこから飛び出した生物は直井の方へ飛んで行き、驚いて開けていた大口へホールインワンした。
屋台的映画館
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