忍者ブログ

影の軍団 服部半蔵

  • posted at:2020-05-25
  • written by:砂月(すなつき)
かげのぐんだんはっとりはんぞう
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1980年
公開日:1980年2月23日
監督:工藤栄一
企画:翁長孝雄 日下部五朗 松平乗道
脚本:高田宏治 志村正浩 山田隆之
撮影:中島徹
照明:海地栄
録音:溝口正義
美術:井川徳道
編集:市田勇
音楽:原田祐臣
助監督:藤原敏之
記録:梅津泰子
装置:三浦公久
装飾:山田久司
背景:平松敬一郎
スチール:中山健司
宣伝担当:佐々木嗣郎 丸国艦
美粧結髪:東和美粧
衣裳:岩逧保
演技事務:寺内文夫
擬斗:菅原俊夫
進行主任:山本吉応
協力:芸能山城組 東映俳優センター
特殊撮影・撮影:増田敏雄
特殊撮影・美術:株式会社特撮研究所 松原裕志
特殊撮影・操演:株式会社特撮研究所 鈴木昶
特撮監督:矢島信男
出演:渡瀬恒彦 西郷輝彦 森下愛子 原田エミ 三浦洋一
アメリカンビスタ カラー 133分

慶安四年、三代将軍家光の治世。筆頭老中松平伊豆守は泰平の世を乱す恐れのある浪人無宿者の類を一人残らず江戸市中から追放するよう下知した。だが二月に家光が急死したことで御三家副将軍水戸光圀は家光の実弟で会津藩主の保科正之を幼くして将軍職に就いた家継の補佐役に命じた。その頃、家光の死去に伴い職を辞することになった老中堀田加賀守と阿部対馬守が殉死。一方、伊豆守は殉死を装って姿を消した。

江戸城下が混乱する中、無頼漢の一党は警護が手薄になった大名屋敷を次々と襲った。死んだ浪人たちの供養のためにありったけの金を奪い、盗品は市場で売り捌いた。ある夜、一党は大目付内藤山城守の屋敷を襲うが、頭目の正体が伊賀忍者の服部半蔵であることが見破られていた上に先手を打たれた。翌日、内藤の指示で両徳寺の山門に出向いた半蔵はそこで伊豆守から正之の暗殺を依頼されたのだった。恩賞は思いのままと言われたが、先代の服部半蔵や伊賀忍者が受けた仕打ちを思い断固拒否した。半蔵を手下に加え伊賀忍者と甲賀忍者を両輪にして企てを推し進めようと考えていた伊豆守だったが、それが叶わないことがわかると甲賀四郎兵衛に半蔵の抹殺を命じた。

ある夜、会津藩邸に忍び込んだ男は上半蔵と名乗り、服部家再興のために自分を正之に売り込んだ。そしていずれこの身が必要になるはずと邸を後にしたが、その彼を呼び止めたのは下半蔵だった。伊賀忍者の服部家には上下の二家あり、上は隠れ名にて常に世人に交わり、下は草に生きて機に乗じ時に応じ現れるのが習わしだった。上下両家は常に幕府の先兵として危難に身を晒して数多くの命を失った。だが泰平の世が訪れると内情を知り過ぎるがために疎んじられ始末された。切腹による死で幕府の非道を糾弾した先代の遺志を継いだ上半蔵は幕府内に入り込み天下取りを狙う道を選んだ。一方、下半蔵は盗賊として大名屋敷を襲い幕府を混乱させる道を選んだ。お互いの考えを確認し合うと二人は別れた。

正之の方針を無視し浪人無宿者の取り締まりを強化しようとする内藤を拉致した下半蔵は、拷問で伊豆守の傍にいた男の名を割らせ用が済むと裸にして通りに放り出した。役人の追跡から逃れるには江戸を離れるよりも何十万といる人の中に紛れた方が得策だと考えた下半蔵は次の作戦を実行するために隠れ家を移動し、妹の小萩を彼女が好意を寄せる上半蔵のもとへ送った。

屋台的映画館
PR
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R

 

フリーエリア