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ゴジラ対ヘドラ

  • posted at:2017-09-07
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらたいへどら
東宝
配給:東宝
製作年:1971年
公開日:1971年7月24日 併映「帰ってきたウルトラマン」「いなかっぺ大将 猛獣の中にわれ一人だス/オオ!ミステークだス」「みなしごハッチ 傷だらけのバレリーナ」「わらしべ長者」
監督:坂野義光
製作:田中友幸
脚本:馬淵薫 坂野義光
撮影:真野田洋一
美術:井上泰幸
録音:藤好昌生
照明:原文良
音楽:真鍋理一郎
整音:東宝録音センター
特殊技術:中野昭慶
光学撮影:徳政義行
合成:土井三郎
操演:小川昭二
監督助手:津島平吉
編集:黒岩義民
現像:東京現像所
製作担当者:森本朴
出演:山内明 川瀬裕之 木村俊恵 麻里圭子 柴本俊夫
シネマスコープ カラー 85分

日本における海洋汚染は深刻化していた。駿河湾で調査を行う海洋生物学者の矢野徹は、この場所で水揚げされる魚の中に奇形なものが多く含まれていることに危機感を強めていた。ある日、漁師の伍平が持ち込んだ生物は今までのものとは違い、まるで巨大なオタマジャクシのような姿をしていた。駿河湾ではタンカーが沈没する事故が相次いで起きており、テレビのニュース映像にはその生物が巨大化したような姿が映っていたことから早急に調査することにした。息子の研とともに海岸へやってきた徹は30分で戻ると約束して海に潜った。その間、磯で時間を潰していた研は沖から急速に向かってくるあの生物を目撃し、逃げようとしたが足を取られて手間取った。すると生物が彼に向けて飛び掛かってきたため、とっさにナイフを構えて斬りつけた。研を飛び越えた生物は静かに海へ戻って行ったが、その先には徹がいた。救助された徹は重傷を負っており、生物の皮膚に触れた顔面は酸で焼けたようにただれていた。布団に臥せる彼に新聞社が取材を行っていたが、その情報を知ったテレビ局が押し掛けて撮影を勝手に始めた。妻の敏江は止めるよう懇願したが、徹は自分の姿を世間に知ってもらいテレビの視聴者に恐ろしさを知ってもらおうと許可を出した。これがきっかけで、研が名付けたヘドラという名称も全国に広まった。

その夜、幾分気分が良くなった徹は自室に籠りヘドラの研究を行うことにした。ケースに入れていた巨大なオタマジャクシは乾燥し軽微な衝撃で脆く崩れた。それが鉱物ではないかと考えた彼はまず試験管に入れた塩酸に破片を入れて様子を見た。そして確証を得ると今度は田子の浦から採取した泥水の中に破片を入れたサンプルを二つ作った。変化は間もなく現れ、破片は小さなオタマジャクシの形状になり泳ぎ始めたのだ。次に二本の試験管の水をシャーレに移すと二匹は合体しひと回り大きくなった。さらに泥水を加えたことで大きくなったことから、ヘドラがヘドロの中で成長していることを確信した。同じ頃、合体を重ねて大きくなったヘドラは食糧を求めて工業地帯に上陸し、煙突から出る煤煙を吸って空腹を満たしていた。そこに現れたゴジラはヘドラを威嚇するが、飛行能力を持つ怪獣に先手を打たれて伸し掛かられ苦戦した。だが形勢を逆転するとジャイアントスイングで相手の体力を奪おうと試みたのだが、ヘドラの飛沫が街中に散乱したことで被害が拡大した。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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